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ハウスメーカーを選ぶコツは3つある!失敗しないための手引き

 
ハウスメーカーを選ぶコツ
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ハウスメーカーを選ぶ時に、何となく坪単価などを見て比較し始めると思いますが、実は安易な比較は危険すぎます。

 

何が危険かというと、確実に自分たちの本来の理想を見失うからです。

 

それが新築の失敗につながります。

 

ここではまず、ハウスメーカーを選ぶ前に大事な3項目をあげます。

 

失敗しない新築を建てる事前準備
  • 自分たちの理想とする家を明確にする
  • ハウスメーカーを選ぶ為の基準を知る
  • 比較する危険性を知る

 

それではこの3つを具体的に説明していきます。

 

また、失敗しないようにちゃんとハウスメーカーを比較して選ぶことができたら、今度は失敗しない新築購入の流れを知りましょう。

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自分たちの理想とする家を知る

まず始めに、自分たちの理想とする家を知ることから始めます。

 

実は、この作業はすごく大事です。

 

意外に知らずに無意識に話を進めてしまうことの方が多いです。そして、どんどん自分たちの理想を外れていきます。

 

だからこそ、まず始めにブレないちゃんとした軸を作りましょう。

 

理想を考えるとたくさんの条件が出てくる

誰でも家を建てようと考え始めると、新しい生活を思い描いて楽しい気持ちになります。

 

イメージは思っている以上に膨らんでいきます。良いイメージしか出てきません。

 

吹き抜けが欲しい・バルコニーが欲しいなどたくさんの欲求で満たされます。

 

見た目重視の楽しい間取りが、頭の中を駆け巡りるのです。

 

しかし、途中で現実に戻されます。

 

それは、金銭面・家の性能・家の保証などよくわからない情報がたくさん出てきて、不安でいっぱいになります。

 

お金もあまりかけたくないけど、性能が良い方がいいし、保証もちゃんとしている方がいい。

 

そんなことを考え始めても、知識がなくてどう攻略すればいいのかわからずに、踏みとどまってしまいます。

 

家を買うという事が、単純ではなく難しい事だと感じてしまう瞬間です。

 

ただ買うだけなら、何も考える必要はありません。

 

しかし、誰にとっても高い買い物であり、一生に一度の買い物になるかもしれません。

 

しかも、今後の生活もかかっています。そうなれば、絶対に失敗したくはないのです。

 

こう考えると、理想の家には実際はたくさんの条件がある事に気付きます。性能が良い安全な家がいい、保証がしっかりした安心の家がいい、わがまま言うなら安く買いたい。そしてはじめに思い描いた楽しい間取りの家です。

 

理想の家の条件
  • 自分たちが描いた楽しい間取り(理想)
  • 安全な家を建てたい(性能)
  • 安心の家を建てたい(保証)
  • できる限り安く建てたい(金銭面)

 

この中でも実際に一番大事なのは、はじめに思い描いた未来です。

 

つまり楽しい間取りです。一番はじめに家を建てようと思って、楽しい気持ちでいろんな状況を想像したあの楽しい時間です。つまり初心です。これはすごく大事になってきます。

 

実は金銭面も大事という話をします

もちろん自分たちが描いた楽しい間取りが大事ですが、金銭面をほったらかしにして進めるのは、また別の話です。

 

住宅ローンを組む時に、毎月の支払いがきつくなる状況だけは避けた方が良いのです。

 

家計の圧迫が、後々家庭内問題に発展するケースが多いのです。無理のない現実を見るという作業もすごく大事なのです。

 

失敗に繋がる買い方

家を選ぶ時間は楽しい時間です。この楽しい時間が、気持ちを大きくさせて判断を鈍らせます。これもあれもつけて贅沢な家を作ってしまいがちです。楽しい時間であれば、営業マンに背中を押されれば買ってしまう人もいるかもしれません。でも背伸びをしないで、自分たちにとって丁度いい未来を想像して買い物をしてください。最初は良くても、絶対に後で後悔します。

 

ハウスメーカーを選ぶときの基準は?

ハウスメーカーを選ぶ基準を知らないと、選ぶ時に曖昧な解釈になりかねません。

 

結局自分たちで判断できずに、流されてしまいます。だからこそ、話を進める前にちょっとした知識と基準を身につけましょう。

 

はじめの一歩で間違えてはいけない事

きっと一番はじめに飛び込んだハウスメーカーは、宣伝やチラシなどの情報を見て、自分たちの理想に近いと感じたからこそ興味を持って見学に行ったのだと思います。

 

しかし、絶対にこのハウスメーカーでないと理想は実現しないのか?

 

答えはNOです。

 

ここでしかできないものと思い込むところから始まってしまうのが、宣伝やチラシの影響力です。

 

最初に持ってしまった固定概念は捨ててしまいましょう。

 

ハウスメーカーの表面上ではなくてもっとコアな部分を見ることが大事です。

 

実は、楽しい間取りも安全な家も安心な家も、どこでも叶うと言っても良いでしょう。

 

金銭面はそこについてくる結果です。ですが、ハウスメーカーは基本的には性能や保証の重要性を言ってきます。性能や保証の良さもわかりますが、実際お客の自分たちがどこまで求めるかです。

 

そのハウスメーカーの強みはわかりましたが、理不尽に影響されてはいけないところです。

 

正直、今時の家はどこも地震に強く省エネにも優れています。過剰に求める必要がなければ、それ以上はいりません。

 

自分たちにとってちょうど良い家を建てましょう。

 

理想の家はどのハウスメーカーでも叶うことを知る

理想の家の条件について4つ話しましたが、基本的にはどのハウスメーカーでも叶います。

 

それではなぜ叶うのか?

 

それを説明します。

 

自分たちが描いた楽しい間取り(理想)

宣伝やチラシなどで見た風景は、理想的です。

 

もちろん視覚から引き込む意味ではとても大事な媒体です。

 

しかし、それはどこのハウスメーカーでも自由設計であれば叶います。ちょっとしたデザインの違いはあると思いますが、家本体の骨格が一緒であり、建築基準が一緒である以上大きく変わることは正直ありません。

 

もちろん各ハウスメーカーで使用する部材が違うので見え方・費用が違います。しかし、自分たちの理想とする楽しい間取りを提供するハウスメーカーはいくらでもあります。

 

※絶対にここでしか手に入らないという、偏った見方はやめましょう。失敗の原因に繋がります。

 

安全な家を建てたい(性能)

家の性能で皆さんが特に重要視されるのが、耐震性能省エネ性能だと思います。

 

耐震性や省エネ性が優れている事を、地震に強い!電気代を節約できる!このような宣伝で表現していますが、正直何を基準にして評価しているのかわかりません。

 

しかし、実はわかりやすく数値にした評価基準があります。これにより、家の性能を見極めることが出来るようになります。そして、安全な家がどういったものなのかわかるようになります。

 

地震に強い家について
耐震等級1・2・3で表せます。等級3が一番地震に強いのですが、実は等級1でも十分と言えます。等級1は建築基準になっているので、ハウスメーカーは必然的に取得する必要性があります。しかしながら、最近では普通に等級3を取っているハウスメーカーも増えてきました。

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エコな家について
省エネルギー対策等級1・2・3・4で表せます。等級4が一番エコな家になります。省エネ性能を評価する為には、耐熱性と気密性が重要になります。その中で、外気と室内の熱損失を割り出し評価します。しかし、評価基準は地域によって異なります。なぜかというと、地域によって寒暖の差が違うからです。つまり、穏やかな気候であれば熱損失が起こりにくく基準は低いということになります。なので、地域によっては、そこまでの省エネ性能を必要としないのです。だからこそ、自分たちの住んでいる地域がわかっていれば、必要な省エネ性能がわかります。つまり、過剰な省エネ性能である必要性がないのです。これを踏まえておくと、ちょうどいいハウスメーカーで、ちょうどいい費用を払うだけで十分な省エネ性能を発揮します。しかしながら、これも普通に等級3もしくは4を取っているハウスメーカーがほとんどです。

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安心の家を建てたい(保証)

保証は大事と言いますが、基本的な保証は10年間ついています。

 

結局、必要性を言っているのは延長保証のことです。

 

延長保証をつける為には、家を長期優良住宅にしないといけません。つまり性能を上げたり、申請したりして強い家にする必要性が出てきます。

 

しかし、先ほども言った通り、最近では標準で性能が良いので、申請するだけで認定されるハウスメーカーも増えました。ですが、考えたいのは延長保証の必要性です。

 

今後建て替えやリフォームを必要としている場合は、もしかしたらいらないかもしれません。

 

また、延長保証も無期限タダではありません。実はちゃんと有償点検を行い、有償工事を行なって伸ばせるのです。いわば、点検ありきです。

 

そもそも申請してもしなくても、性能が同じで強い家である事に変わりはありません。なので、長期優良住宅にして、申請費用や有償点検や有償工事でお金を多くかける必要性があまり感じられません。

 

人によっては、いらないと判断するでしょう。

 

 

結果的に保証を延長するのであれば、アフターサービスがしっかりいているハウスメーカーを選んだ方が頼りになります。困った時に相談したり、提案してくれたり、手をかけてくれる方が安心もできて心強いです。

 

できる限り安く建てたい(金銭面)

安く建てるのは簡単かもしれません。性能を良くしたり、保証を良くしたりすると高くなるイメージもありますが、ここまで説明したように必要性と選び方で安くなります。

 

後は、ハウスメーカーの内訳を上手に理解すれば安い家が手に入ります。

 

 

結果4つの条件を満たせばどこでも理想の家は建つ

このように、理想の家に必要な4つの条件は意外に簡単に手に入ります。結果何をすればいいのかまとめます。

 

理想の家の条件を導き出す為には
  • 100%自由設計を選ぶ
  • 性能の等級を比較する
  • アフターサービスの充実度で選ぶ
  • 金額は自分たちが納得いく範囲にする

 

このような方法でハウスメーカーを比較すると、自分たちの理想に近づけるはずです。

 

比較する危険性を知る

ハウスメーカーを比較する時に陥る危険が、2つ以上の比較対象ができた時に起こります。比較することはいい反面、悪い事も起こるのです。

 

ハウスメーカーの選び方の変化

はじめは自分たちの理想を追い求めていましたが、2つ以上のハウスメーカーを見ていくと、無意識にハウスメーカーを比較し始めます。

 

いつの間にか、理想を叶えるハウスメーカーからもっといい条件のハウスメーカーを選び始めるのです。

 

正直間違った選び方ではないのですが、最も肝心な部分を忘れていく事になります。

 

最も危険な比較の連鎖

無意識に比較し始めて、どこのハウスメーカーがいいのか考え始めると、実はもう自分たちのレールを走ってはいません。

 

そもそも比較対象ができた時に、人は片方が悪く見える反面、もう片方が良く見えるのです。

 

つまり、ハウスメーカーのレールの上を行ったり来たりするのです。

 

だからこそ自分をしっかり持つことが大事であり、比較に振り回されずに理想を忘れないことが大事になります。

 

まとめ

ハウスメーカーの比較はしてもいいのですが、しっかり自分を持って行うことが大事です。

 

重要な3つ、理想の家・選び方の基準・比較の危険性を知って失敗しない家を建てましょう。

 

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