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地震に強い家ランキングはあてにならない?見極めポイント5つを紹介

 
地震に強いハウスメーカー
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地震大国とも言われる日本に住む以上、一生のうちに大きな地震にあう可能性は十分にあります。

 

だからこそ、地震に強い家を建てたいと思うのですが、何をもって強い家と言えるのか見極めることが大事です。

 

地震に強い家ってどういう事?

 

地震に強い家の定義を知らないままに、ハウスメーカーの性能話を全て鵜呑みにしてしまうと、間違った家の買い方をしてしまうかもしれません。

 

ましてや、地震に強い家ランキングをそのまま信用してはいけません。

 

本質を知らないと、必ず失敗してしまいます。

 

だからこそ、地震に強い家を見極める5つの知識を身につけましょう。

 

知識をつけると、どのハウスメーカーも地震の強さはさほど変わらないことがわかってきます。

 

そして、何が自分たちにとってちょうどいい家なのか選んでいきましょう。

 

ここで、地震に強い家とは何か知ったら、今度はその知識も元にハウスメーカー選びをしていきましょう。

 

【関連記事】

ハウスメーカーを選ぶコツは3つある!失敗しないための手引き

 

実は建築基準でも十分地震に強い事をまず知ってほしい

建築基準は、家を建てる時に満たさなければいけない基準を定めた法律です。そのため、建築基準法と言います。

 

その建築基準は阪神淡路大震災をベースにしています。建物が倒壊する原因は津波の影響が多かったのですが、この阪神淡路大震災では揺れによる倒壊が多かったので建築基準が見直されました。

 

より厳しい基準になったのです。

 

実は建築基準は過去に大きな地震が起こる度に見直されてきました。

 

だからこそ、常に新しく厳しい基準になっているのです。

 

つまり、今現在の基準は最大限の基準と言えます。

 

そして、建築基準でも十分地震に強い家と言えるのです。

 

ちなみに建築基準法の適応が耐震等級でいう等級1にあたります。

 

耐震等級で地震の強さがわかる

実は地震の強さは数値で表す事ができるのです。それが耐震等級です。

 

耐震等級には等級1・等級2・等級3があります。数値が大きい等級3が一番地震に強い家になります。

 

先ほど述べた建築基準は、等級1にあたります。これだけ建築基準法で厳しくなった耐震基準ですが、耐震等級では更に上の強度が存在します。十分すぎる耐震強度と言えます。

 

ちなみに、等級1が建築基準同等であり、等級2が等級1の1.25倍の強度で、等級3が等級1の1.5倍の強度です。そのため、建築基準法が改定される度に、耐震等級の基準も全体的に上がるのです。

 

地震に弱くなる家の形状を知ろう

地震に強い家は、建築基準や耐震等級で厳正に判断してくれますが、地震に強い家は家の形状でも左右されます。

 

例えば、1階より2階の方が大きい頭でっかちな家は、1階部分の重心が不安定で地震に弱くなります。家に対する重心の位置は大事です。そのため、1階と2階の面積が同じ総2階であれば、地震に強い家といえます。

 

また、屋根が重い家は地震に弱くなります。重心が上に来てしまうので、揺れ幅が大きくなり地震に弱くなります。特に、瓦の重量や太陽光パネルの載せすぎには注意が必要です。

 

最近では普通に等級3を取れるハウスメーカーばかり

地震に強い家を売りにしているハウスメーカーが、地震に強くて安心と思ってしまいますが、蓋を開けてみると、どこでも等級3を取れるハウスメーカーだったという事が多々あります。

 

もとより、大きな地震が来て建築基準法の改正を繰り返して来た歴史背景があるので、建築基準ギリギリで不安定な橋を渡るハウスメーカーはあまり存在しません。

 

そのため、地震に強いと言っていないハウスメーカーで聞いてみてください。

 

標準で地震等級はいくつなのか?

 

また等級をあげる事もできるのか?

 

きっと標準で等級3のハウスメーカーもあります。

 

また、オプションで等級を上げる事が可能なハウスメーカーもあります。だからこそ、どこでも耐震等級の上位クラスを取れるハウスメーカーばかりで、普通に地震に強い家と言えるのです。

 

等級3以上はあり得ない!過剰摂取のハウスメーカーはあまりお勧めできない

実際にいろんなハウスメーカーを巡っていると、等級3は当たり前で、更にその先をいっているといった表現をするハウスメーカーも存在します。

 

しかし、等級3でも十分すぎる耐震性能ですが、それ以上行くと、ただ単にコストアップになるだけです。

 

過剰摂取する必要がありません。

 

どちらかというと、その耐震性能は顧客のためにはありません。

 

その耐震性能の過剰摂取は、ハウスメーカーのビジョンであり、差別化を図り認知力を上げる為の企業体質です。

 

まとめ

地震に強い家は、全てのハウスメーカーです。

 

そう言ってもいいくらいの建築技量を持ったハウスメーカーばかりです。一度耐震等級を確認しながら、いろんなハウスメーカーを巡ってみるのも面白いかもしれません。

 

ちなみに、何よりも自分たちにとって丁度良い家を建てることです。過剰摂取は必要ありません。

 

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