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簡易的な地鎮祭のやり方はわずか30分!施主が行う4つのお仕事!

 
地鎮祭の流れ
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地鎮祭は、難しく考えなくても簡易的なものなら30分で終了します。

 

基本的に、一般住宅の地鎮祭は思い出作りというラフな考えで十分です。

 

地鎮祭当日に行う施主のお仕事は、4つだけです。

 

いろんな注意点や準備も交えて説明していきます。

 

新築の地鎮祭とは何?

工事前に、工事中の安全や建物の加護を願う儀式です。

 

基本的には、地鎮祭をやるやらないは施主に委ねられますが、工事中の安全を願う意味も込めるので、地鎮祭を行わないと現場で働く大工や現場監督の中には稀によく思わない人もいます。そのため、基本的に行っておけば間違いはありません。

 

しかし最近では、少しでも費用を抑えようと地鎮祭をやらない人も増えてきているようです。ですが、今後不幸な出来事がある度に、地鎮祭をやらなかった事を後悔するようであれば、願いを込めてとりあえずやっておく考えでも良いと思います。

 

なにより一生に一度の記念になります。ハウスメーカーにお願いしておくと、記念に一部始終の撮影をしてくれます。儀式という堅苦しい感じではなく、地鎮祭を楽しみましょう。地鎮祭は所要時間は30分程度になります。

 

新築の地鎮祭の費用はいくら?

基本的に、神主への謝礼として1~3万円程度包んで渡します。この金額だけです。

 

ハウスメーカーで建てない人は、お供え物など全て自分たちで用意することもあるかもしれません。その場合は、4〜5万円程度になると思います。

 

ちなみに、包むお金には地域差があるので、事前にハウスメーカーの担当者に確認してもらいましょう。

 

また、現在では神主への謝礼となっていますが、本来は神様にお供えする意味合いがあります。そのため、地鎮祭が始まる前に謝礼を渡しておくのが正しいやり方です。

 

新築の地鎮祭ののし袋の書き方は初穂料が断然良い

包むのし袋の書き方ですが、初穂料玉串料とあります。

 

どちらで書いても問題ありません。

 

しかし、玉串料という書き方はお葬式でも使われる時があるので、初穂料の方が良い印象になります。

 

新築の地鎮祭の服装は何がいい?

バッチリ決めて行くことはありません。

 

だからといって、だらしない格好でもちょっとよろしくありません。

 

しかし、いつも通りのカジュアルな格好で十分です。

 

そもそも、自分たちの家の地鎮祭であれば、

  • ハウスメーカーの担当者
  • 現場監督
  • 自分たち家族

しか来ません。

 

何も、かしこまる必要がないのです。

 

しかし、企業などの地鎮祭の場合は、全社員やお偉いさんが来ることが多いので、スーツで出席するのが一般的です。

 

地鎮祭で挨拶回りはしない?

挨拶は、事前にハウスメーカーが近所を回ってしてくれる場合がありますが、基本的には施主自ら挨拶回りをします。

 

しかし基本的には、地鎮祭の前に挨拶はいりません。

 

どちらかというと、着工前までに挨拶を済ませておけば問題ありません。結果的に、着工前までに行えば良いので、地鎮祭当日にする必要はありません。

 

工事が始まると騒音で迷惑をかけるかもしれないので、事前に「ご迷惑おかけします」と言ってタオルを配るようにしましょう。ちなみに、着工前の挨拶と、引っ越してきてからの挨拶回りは、ちょっと意味が違うので、引っ越してきたら改めて挨拶に回ると丁寧です。

 

地鎮祭の準備はハウスメーカーに任せましょう

施主は、日時と場所を覚えておきましょう。

 

そして、当日になったら初穂料を持って現地に行くだけです。

 

他の準備は、ハウスメーカーがやってくれるか、自分たちからハウスメーカーに依頼しましょう。

 

結構、地鎮祭の準備はめんどくさいです。海の幸の鯛とか、そういった上等なものを素人が用意するのは大変です。

 

そのため、自分たちの場合は、全てハウスメーカーにお願いしてやりました。とても簡単でした。

 

参加者の人数の把握をする

基本的に、

  • 新築に住む事になる住人全員
  • ハウスメーカーの担当者
  • 現場監督

になります。

 

人数を把握してから、玉串を人数分神主の方で準備します。玉串とは、榊の枝に紙をつけたものです。

 

お供え物の準備

お供え物は、施主が行わなくてもハウスメーカーで用意してくれる場合があります。一度ハウスメーカーに相談してみてください。中には、何も言わなくてもやってくれる場合もあります。

 

しかし、もし自分たちで用意する場合は8つの準備があります。

 

お米一合分

洗ったお米を一合分用意します。しっかり乾かしておきましょう。

 

お酒一升瓶

一升瓶はのしをつけて、奉献と書き、施主もしくはハウスメーカーの会社名を書きます。

 

海の幸を用意

基本的に、魚は鯛を用意します。しかし、特にこだわらなければ、どの魚でも大丈夫です。さらに昆布やワカメなどの乾物を添えます。

 

山の幸を用意(果物)

りんご・みかん・バナナ・いちごなどがあります。基本的に果物を5種類程度お供えします。

 

野菜を用意

きゅうり・なす・トマト・人参・キャベツなどがあります。基本的に地中になる野菜と地上になる野菜を混ぜて5種類程度お供えします。

 

塩を用意

一合分の塩を器に入れてお供えします。お清め用の塩になります。

 

水を用意

一合分の180ccを器に入れてお供えします。

 

清酒を用意

お酒を瓶に移してお供えします。瓶に入る量で良いです。

 

基本的に移し替える容器は、神社で用意してくれます。そのため、用意するものはこれらの食べ物だけになります。

 

【簡易的な地鎮祭のやり方】当日施主がやる4つのお仕事は何?

地鎮祭の当日は、次のような4つの手順で行います。

 

最初に謝礼金を渡します。これは地鎮祭が終わった後でも良いのですが、本来は神にお供えするものという位置付けで、地鎮祭を行う前がいいとされています。
儀式が始まったら、神主の指示通りに玉串をもって持ち手を神様に向けてお供えします。そして2礼して2回拍手を行い1礼して席に戻ります。
盛砂に3回鍬を入れます。鍬を入れる時に「えいっ」と掛け声を行います。
お神酒で乾杯する(これは飲んだふりをするだけで良いです)

 

施主が行うことはこのくらいになります。

 

あとはひたすら神主による儀式が行われます。

 

ちなみに儀式中は、神主が取り仕切ってくれるので、施主が自らやるのではなく、神主の指示通りに行えば問題なく行えます。

 

まとめ

地鎮祭は今ではやらない人もいますが、30分程度で終わるのでいい思い出作りに行っても良いと思います。

 

工事の安全や建物の加護を願う大事な祭典でもあります。

 

施主のお仕事も、ハウスメーカーにある程度任せてしまえば、簡単なものです。

 

もし地鎮祭を行う時は、参考にしてみてください。

 

最後に、地鎮祭を終えたら、いよいよ家が建っていきます。家を建てる間や、建った後に行うこともあるので、事前に知っておきましょう。

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そして、新築でかかる費用はまだまだあります。損しないためにも、詳しい新築の内訳を知りましょう。

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